岐阜大学工業倶楽部関東支部 第7回総会議事録
開催日時:2014年6月7日(土) 13:00~13:45
開催場所:五反田「ゆうぽうと」 6階 花梨の間
ご来賓 :岐阜大学工学部長・教授 六郷 惠哲 様
岐阜大学工業倶楽部 会長 臼井 憲義 様
岐阜大学工業倶楽部 専務理事 柳瀬 俊次 様
定刻、堀尾事務局長が第7回総会の開会を宣言したのち、浅野支部長から以下の挨拶があった。
「関東支部は創立後、7年目に入った。昨年6月に工業倶楽部規約が改正され、支部に関わる章が設けられるなど支部の重要性が反映された内容に改定され、ますますの活躍が期待される状況になっている。2014年度の活動は、例年同様の総会や見学会、ニュースレターの発行に加え、新たにウォーキング会やゴルフ会を加え、徐々に軌道に乗ってきた。昨年は正会員107名、総会参加者が37名と過去最低であったが、今回は昨年の総会直後から加わっていただいた3名の若手委員の方々の努力もあって、正会員は今日時点で117名、この総会参加は47名になり、昨年に比べ増加した。正会員の平均大学卒年を調べてみたら1971年卒で、総会参加者の平均大学卒年は1973年卒となり、昨年に比べ2~3年、若返った。普通なら1年の若返りだから、若い方の新規加入が増えてきていることを示している。今年度は役員の改選年に当たるが、役員も若返りを図る時期と考え、役員改選を提案したい。2013年本部発行名簿によると、毎年、80人ほどの工学部系新卒者が、関東地域に就職しており、累計では2,000人を超えているようだが、確実な連絡先等を把握できているのは、その1/3の600人程度で、残りは連絡が取れていない。本日ご出席の皆様には、関東支部のさらなる結束のためにも勤務先や学科同窓会などの機会をとらえて関東支部を紹介していただくようお願いしたい」。
続いて、事務局長から(上記)3名のご来賓紹介があり、臼井工業倶楽部会長から以下のご挨拶があった。
「関東支部第7回総会が盛況に開催されおめでとう。日頃、工業倶楽部に支援をいただき感謝する。この4月に森脇新学長が就任した。工学部では六郷先生が大学院改組に一生懸命頑張っておられる。今朝のマスコミのニュースを聞くと、日本の経済は拡大基調に無い。企業は早くからグローバル化を進めてきたが、岐阜大学もそうしないと、と言ってきた。新学長も、誰もが認めるグローバル化を、と推進しているものの、大学、大学院の改組はなかなか厳しい。21年間 工業倶楽部事務局員だった近藤さんが退職したのは少々痛手だが、工業倶楽部として今年度は岐阜大学の国際化対応支援の推進を考えている。関東支部はアクティブでエネルギッシュに見える。今後の発展を祈念する」。
挨拶終了後、事務局長から、本日配付した総会資料の次第により、総会議事を行う、議長は関東支部規約に則り、支部長が務める旨を述べたのち、支部長が議長席に着いた。
議長は、関東支部規約第9条に則り、議長を務め、審議に入ることを宣したのち、事務局長に2013年度活動報告を求めた。
[報告事項1]2013年度活動報告 ・・・・総会資料 P-3
事務局長より、総会資料の報告事項1に基づき、以下の項目の活動について概略を説明した。
1.総会・講演会・懇親会
・昨年は6月8日に、ここ「ゆうぽうと」で総会、講演会、懇親会を開催した。
・講演会では、製薬会社「アステラス」を創り上げた竹中先生のお話しに感銘を受けた。
・懇親会には35名のみの参加で残念だった。今回は47名が参加。この1年の努力が実った。
2.見学会
・行事委員会のご努力によりANA整備工場を見学した。大型ジェット機のエンジンを間近に見ることができ、興味深い見学会になった。
3.ニュースレター 第10号、11号の発行
・ニュースレターの制作発行は力仕事。11号には森脇新学長に寄稿をしていただいた。
4.役員・委員合同会議開催、ほか
・新企画のウォーキング会、ゴルフ会の評判が良かった。今後も続けたい。
5.工業倶楽部本部との連携強化
・就職活動のためのエントリーシート作成に協力した。
6.名簿の整理・管理と正会員増のための活動
・若い層は移動が多い。ニュースレター等を送付しても1割近くが不達になる。名簿のメンテナンス、整理に努めている。
・正会員増のための関東支部PRとして、グーグルのインターネット広告「アドワーズ」を 1ヵ月間実施した。新企画だったが、その結果を評価し、今後も実施するか検討する。
7.会計監査
・2回実施した。
以上報告があったのち、議長から、引き続いて報告事項2の2013年度決算報告と会計監査報告を求めた。
[報告事項2]2013年度決算報告、会計監査報告・・・・総会資料 P-4、P-5
求めにより事務局長が以下報告した。
・年会費収入は106名分で予算120名分よりやや少なかった。収入合計は98万円余となった。
・支出ではニュースレターほかの印刷費が安くできたので、会員拡大のためのアドワーズ広告を実施した。
・全体では概ね計画通りだった。
・会計監査は、2回実施した。年度を通しての監査結果は総会資料P-5のように報告された。
以上の報告事項に関し、議長より出席者に質問、要望等を求めたものの質疑はなく、2件の報告事項に対し、拍手による了承を求めたところ、満場の拍手で了承された。
ついで議長は決議事項の審議に入ることを宣した。
[決議事項1]役員改選
議長の求めにより、事務局長は、役員任期満了に伴い関東支部規約第7条に則り、総会資料P-5に記載の次期役員を推薦した。また、各委員会の次期委員をP-6の表に記載の通りとすると提案した。
以上の提案に関し、議長が出席者に意見を求めたものの質疑はなく、決議事項1に対し、拍手による承認を求めたところ、満場の拍手で承認された。
ここで、議長より、本来は新支部長に議長を交代するところであるが、このまま続けて議長を務めることを述べ、決議事項2の審議に移ることを宣した。
[決議事項2] 2014年度活動計画(案)・・・・総会資料 P-6
議長の求めにより、前事務局長が、総会資料に基づき決議事項2の2014年度活動計画(案)について概略を説明して提案を行なった。
・旧役員委員で努めてきた会員増の方向が見えてきた。今年度も重点として取り組む。
・来年の総会も今回と同時期にこの「ゆうぽうと」で開催を予定する。
・見学会の見学先は東京造幣局を予定する。
・ニュースレターは9月と来年3月の計2回発行予定。
・ウォーキング会、ゴルフ会は引き続き開催する。
・関東支部組織拡充の方策として各科別・学年別の組織化やインターネット広告を検討する。
・予算の策定、執行は2013年度と同様の考え方で行なう。
・岐阜大学全学および工学部との連携を図るとともに、連合同窓会や関東地区の各務同窓会(農学部)および医学部同窓会との連携も進めている。
以上の提案があったのち、議長は、決議事項2と関連するので、決議事項3の2014年度予算(案)も引き続いて提案するよう求めた。
[決議事項3] 2014年度予算(案)・・・・総会資料 P-7
前事務局長が総会資料の決議事項3に基づき、2014年度予算(案)について、以下概要説明し、提案した。
・2013年度と同じ方向で策定し、実行する。
・2014年度正会員の年会費2,000円/人と工業倶楽部本部からの支部運営交付金25万円をベースに運営する。
・支出は広報活動と組織拡充活動に重点を置いた。
以上の決議事項2および3の提案に関し、議長より出席者に意見、質問を求めたところ、以下の質疑応答が行われた。
質問A/工業倶楽部との連携のもと、岐阜大学等との連携を図るとのことだが、具体的にどんな内容か。
応答(前事務局長)/工業倶楽部各支部の支部長と事務局長は工業倶楽部本部常任理事を兼ね、年3回の常任理事会に出席している。そこでは支部の活動が活発にできるよう本部規約の改定を提案し、改訂に結び付けている。大学院生の就職活動支援としてエントリーシート作成のアドバイスも行っている。また、岐阜大学連合同窓会を通じて関東地区各務同窓会、医学部同窓会と合同して活動することができないか検討を行っている。
(これに補足して、前支部長)/エントリーシート作成のアドバイスは岐阜大学からの要請に基づく。大学運営に対し、文科省からいろんなパブリックコメントを求めて来るので、これに多くのコメントを出しており、その効果はあるようだ。また、工業倶楽部には、社会への貢献で顕著な活動をしている会員を推挙している。
質問B/予算(案)支出の部で、次年度への繰越とあるが、予算に初めから組むのはおかしい。予備費とするものではないか。
応答(前事務局長)/従来からの形式を継続したものである。1年間の運転資金がどれだけ必要か、また、それに納まるように管理するための目標を明らかにするものである。しかし、修正が必要というのなら修正するが、いかがか。
質問B/先を考えて積み立てておくということか。
応答(前事務局長)/積み立てるということではない。それほどの余裕はない。
質問B/とすれば、予備費という意味か。
応答(前事務局長)/そうだ。
以上の質疑応答のほかはなく、議長は決議事項2および3に対し、拍手による承認を求めたところ、満場の拍手で承認された。
[その他1]新役員紹介と挨拶
議長は堀尾新支部長に対し、新役員の紹介を求めた。
新支部長は就任に当たって「浅野前支部長が4年をかけて関東支部の基盤を築き上げた。ここまで来られたのは浅野前支部長のリーダーシップによる。それを踏襲して運営をしたい」と挨拶した。
続いて新支部長が新事務局長ほか新役員を紹介したのち、「今後2年間務めるので、会員の協力・支援を要望する」と述べ、紹介を終えた。
議長は、その他審議事項のないことを確認したのち、以上の審議をもって本総会の議事が終了し、 13:45に第7回総会の閉会を宣言した。(以上)
(記録:総務委員 葛西 成治)